巡り合わせ~想い~楽しむ
大きく息を吸い込んで「ブハーッ」と吐き出す。
体の中がリセットされて清々しい。
今日も空気がおいしい!
田舎で、気に入っている楽しみのひとつです。
一方花粉症の友人は、時期によっては辛そうです。
自身の健康体にあらためて感謝します。
こうして周りを見ていると、望む望まないに関わらず「好き」か「嫌い」や「向き」「不向き」が分かれてきます。住んでみてわかることがたくさんあります。
僕が「田舎は素敵だ」と思う理由はたくさんあります。
「自然の豊かさ」「人の関わりの”おかげさまの心”」「日本文化を近くに感じる」「環境に意識を向ける事が出来る」…
これはあくまで”僕”が感じた事なので、苦痛と受け取ってしまうこと人もいるでしょう。
都会でも同じように、良し悪しがあるのだと思います。



人によって、環境に対する受け取り方は様々です。それに対して「好き」「嫌い」「変えたい」「変えられない」というさまざまな気持ちがあると思います。
今の時代「田舎」と「都会」とでできることや課題・問題の差が、なくなりつつあるようです。
時間的な差よりは、程度の差だと思います。
「都会」には「便利」や「最新」がありますが、いまはITの発達で、工夫をすれば「田舎」でも対応できます。
「田舎」には「自然」や「時の流れの穏やかさ」がありますが、技術を使えば「都会」での再現が可能です。
そんな中で、「都会の友人」も「田舎の友人」も、自分がなにを求めているのか知っている人は、みんな生き生きと楽しそうにしています。
田舎でも都会でも、その環境の中で「楽しめるもの」を見つけ出せれば良いのだと、感じるようになりました。


では、なぜ僕は田舎に住みたいと思ったのか?
「田舎が、僕に合った幸せに、より向かいやすい場所」であると感じているからです。
おばあちゃんの家があり、「田舎暮らしの楽しい思い出」のある場所だった宍粟市(当時は郡)で、今「僕が人生を見直し、地域内外の気の合う仲間と人生を楽しむ」場所を作り上げていくことが、僕の夢となりました。
叶えるためにはどうする?と「田舎」と「都会」を天秤にかけて、傾いた方が「田舎」だったのです。
「田舎の楽しさ」「僕の想い」「宍粟市との縁」「住んで感じたこと」「楽しんだもの勝ちという価値観」など、僕の人生の中で、たまたま巡り合い絡み合って出た答えが、宍粟市暮らしでした。
「住めば都」という言葉がありますが、「住んで都にしていく」ことの方が大事だと感じるようになりました。
「田舎」と「都会」を両方経験したおかげで出た結論なので、ある意味で田舎に住んだことによる大きな収穫となるのかもしれませんね。


ぷくぷくのサイトを見ている人は、「田舎」に興味がある人だと思います。
気になったら「その地域に一度遊びに訪れる」のをお勧めします。
少しでも肌に合う合わないの気持ちを感じられたら、そこから「調べて」みてください。それから、田舎と都会を天秤にかけて比べてみてください。
そうすればぼんやり考えている時よりも、ほんの少し見えてくるものがあるかもしれません。
田舎に住んでみて、肌に合わず帰ってしまう人だって何人もいます。
移住する本人はもちろん、ご近所や地域の皆さんも辛い思いをしていしまいます。
辛い思いをせずに、人生を楽しむ為にも「想い」と「情報」を集めてください。

1979年7月27日生まれ。神戸市生れ、宍粟市千種町鷹ノ巣在住。子供の頃からお盆と正月に母親の出身地である山崎町を訪れ、里山暮らしの楽しさを記憶に刷り込まれる。あるキッカケから「田舎で生きる」と目標を定め、現在生き抜く手段をもがきながら画策中。