大型昆虫に心動かされるのは

私の中にひそむ少年のしわざだろうか。

アサギマダラ。

この蝶は大きいだけでなく美しい。

あさぎいろの羽はおしとやかな女性をイメージさせる。

だが、そんな見た目に反して、

大海原を渡ってくる「渡り蝶」というから

少年が特別に心惹かれるのも無理はない。


アサギマダラにどうしても会いたい!


そんな思いを胸に、ふたりの娘をだしにして

宍粟市の南の端、兵庫県立 国見の森公園に出かけた。

宍粟市では「アサギマダラの日本での滞在地になりたい」と

国見の森に、アサギマダラが好む花と

卵を産む(幼虫が食す)草花を植えて

飛来を心待ちにしていたと聞く。


日曜日の午前中。

見事な秋晴れの空のもと、

10頭以上のアサギマダラが舞っていた。

大きな羽をゆっくりと優雅に動かし舞うアサギマダラ。

花畑+蝶という光景は、まだ見ぬ天国さえもを連想させる。

あー!来てよかった!幸せ!


国見の森にはモノレールがあり

アサギマダラが舞う花の谷まで楽々のぼることができます。

アサギマアサギマダラに会えるのは、毎年10月末頃までだとか。

家から15分で行ける森での感動体験。


我が家から15分で行ける身近な森での感動体験。

週末おきまりの日記の宿題、

この日は娘たちそろってアサギマダラについて書いてました。


2021.10.3