大型昆虫に心動かされるのは
私の中にひそむ少年のしわざだろうか。
アサギマダラ。
この蝶は大きいだけでなく美しい。
あさぎいろの羽はおしとやかな女性をイメージさせる。
だが、そんな見た目に反して、
大海原を渡ってくる「渡り蝶」というから
少年が特別に心惹かれるのも無理はない。
アサギマダラにどうしても会いたい!
そんな思いを胸に、ふたりの娘をだしにして
宍粟市の南の端、兵庫県立 国見の森公園に出かけた。
宍粟市では「アサギマダラの日本での滞在地になりたい」と
国見の森に、アサギマダラが好む花と
卵を産む(幼虫が食す)草花を植えて
飛来を心待ちにしていたと聞く。
日曜日の午前中。
見事な秋晴れの空のもと、
10頭以上のアサギマダラが舞っていた。
大きな羽をゆっくりと優雅に動かし舞うアサギマダラ。
花畑+蝶という光景は、まだ見ぬ天国さえもを連想させる。
あー!来てよかった!幸せ!
国見の森にはモノレールがあり
アサギマダラが舞う花の谷まで楽々のぼることができます。
アサギマアサギマダラに会えるのは、毎年10月末頃までだとか。
家から15分で行ける森での感動体験。
我が家から15分で行ける身近な森での感動体験。
週末おきまりの日記の宿題、
この日は娘たちそろってアサギマダラについて書いてました。
2021.10.3
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海に魅せられ、南国の海に通いつめていたダイバーが嫁いだ先は、海のないまち宍粟だった。海の中の生き物に代わって私の心を鷲づかみにしたのは、宍粟の自然と日本の原風景。昆虫や鳥、草花などの小さな生き物たちのたくましさと美しさ、そして四季折々の風景に感動する毎日を過ごす。
東日本大震災を経験した2011年の夏、結婚を機に宍粟に移住。東京都出身、マクロビオティックインストラクター、発酵食スペシャリスト、公文指導者、素麵屋の嫁、二女の母