人生、ずっとたまたま🥚🐣
明石市出身で、32年前に宍粟市千種町へ移住、養鶏を営みながら家族や、まわりで暮らす人たちとの様々な関わり、つながりを築き上げてこられた今井さん。
偶然の出会いひとつひとつに感謝しながら、毎日を楽しく暮らしてこられた今井さんのすがたに、田舎での在り方を考えさせられました。
集落の人たちに手伝ってもらいながら1年で建ててしまった自宅、そして養鶏場も手作り。
数ヶ月のバイトで覚えたという建物の基礎づくりや、解体される古民家から廃材を利用するなど、豊富な知識や技術、ひらめきのある方だなぁと感じずにはいられません。
養鶏のおはなしでは、工業型畜産と自然養鶏の違いや様子など写真とともに説明してくださいました。
工業型畜産のほとんどは窓のないケージの中でたくさんの鶏がひしめき合うように飼われているそうです。
それだと鶏たちにはストレスが溜まりやすくなるため、いまい農場では四方解放、少ない数で動き回れる元気なニワトリたちを育てています。
エサは米、草、そして発酵させた飼料だそうです。
「最後まで他人任せにはしたくない」 いまい農場ではヒヨコから最後の解体作業まで一貫して行っているそうです。
最後までありがとうの気持ちを持っていのちを頂くこと、生物へ感謝することの大切さを考えさせられます。

田舎は暮らしそのものが共同体
私たちはよく、都会の人はあ~で、田舎の人はこ~で、と都会と田舎をわけがちです。
しかし基本的にはみんな一緒だと今井さんはおっしゃいます。
「田舎は暮らしそのものが共同体」 謙虚な気持ちで、自然に寄り添い、地域とつながり、みんなで一緒に楽しく暮らす共同体を作っていきたいですね!
坂口あかり
Date
日時・・・・・・ | 2021年7月18日(日)13:30-15:30 |
場所・・・・・・ | たかのす東小学校 音楽室 宍粟市千種町鷹巣519-2 |
ホスト・ゲスト・ | 今井和夫さん(いまい農場) |
本日のお茶・・・ | たかのすのお茶 ・こうかい茶 |
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人と森、みんなが一緒にぷくぷく発酵し合う「繋がりを活かす町・宍粟(しそう)」を目指す情報発信プラットフォーム。2019年11月から活動スタート。