地産地消率7割超!
現在、宍粟市では、素晴らしい学校給食が行われています。
それは、地産地消率が7割を越える、すべて手作り(インスタントものは使わない)、添加物・化学調味料も極力使わないことです。
今回のグリドリは、そんな宍粟市の学校給食を先頭に立って作ってこられた栄養教諭の田路永子さんに来ていただいて、その思いや苦労話を聞かせていただきました。
栄養教諭になって子どもたちの献立を考えるようになり、いろんな研修会に参加し、「子どもたちには安全な地域の食を食べさせないといけない」と思い始めたそうです。

そして、地元の中で野菜などを出荷してくれそうなところを自分で回って歩き、協力農家や業者を作っていかれたそうです。
「いい人に恵まれてました」と言われてましたが、その熱意に皆さん賛同されたのでしょう。
そして、そのことがご本人だけに留まらず、次の若い栄養教諭の皆さんにも伝わっていったところが素晴らしいと思います。
子どもたちの健康のために
田路さんが退職された後、今の栄養教諭の皆さんも、さらに素晴らしい給食になるように頑張られています。
回りと違うことをはじめることはとてもエネルギーの要ることだと思いますが、それを簡単そうに話をする田路先生に、改めてスゴさを感じました。
聞けば、「泣いたこともいっぱいあったよ」と、いろいろと話してくれましたが、こちらがあえてそれを聞き出すまでは、そのことは話されない。
そう、先生の中では大したことではなかったのでしょう。
それの何倍も何倍も、いい給食をしたい という思いが強かったのだと思います。
素晴らしい栄養教諭とその回りの方々に恵まれ、子どもたちは素晴らしい学校給食を食べることができている。
田路さんたち栄養士さん、調理師さんそして農家さんのご協力に感謝です。
その思いを受けて、さらに素晴らしい給食になるように、私たちも頑張っていかなければと思いを強くしたお話会でした。
今井和夫
Date
日時・・・・・・ | 2021年11月18日(木)13:30-15:30 |
場所・・・・・・ | 伊水幼稚園(遊名人)宍粟市山崎町宇野581-1 |
ゲスト・・・・・ | 田路永子さん(栄養士) |
ホスト・・・・・ | 宍粟市の自然派給食を考える会 |
本日のお茶・・・ | サササさんの漢方茶 |
人と森、みんなが一緒にぷくぷく発酵し合う「繋がりを活かす町・宍粟(しそう)」を目指す情報発信プラットフォーム。2019年11月から活動スタート。