十人十色とはまさにこのこと。

10人いれば10人の、100人いれば100人の考えや想いがそこにあります。


今回のグリドリで取り上げたのは現在進行形の案件、新病院建設計画。

予算規模124億円というから、この病院にかける市の意気込みは相当なもの。

計画にお詳しい市議のみなさんから情報を提供いただきつつ、

参加者それぞれの考えを出し合い、ディスカッションしました。

議員さんの説明を熱心に聞く参加者



市民の生活に直結する病院だからこそ、

そこに描く理想は参加者それぞれで異なるものでした。

その人の立場や経験の違いによって、

さまざまな意見や想いが存在するのは当然のこと。


大切なのは、それらの想いをひとつのベクトルに向かわせること。


先の見えない、混沌とした時代の今、

数学の公式にあてはめるように解が求まる問題はそう多くはありません。
新病院計画もなかなかの難問です。

とはいえ、難しいからといってここで足踏みし続けるわけにもいきません。

少しずつでも前に進むためには今回のグリドリのように
意見ある者同士が膝を突き合わせて話し合うことが大切に思えました。

新病院に限らず、

市民の生活に関係する政策について、

行政と市民とが膝を突き合わせて話し合う機会が

今よりもっと多く持たれるようになれば、と思います。

そのためには、市民側が「自分ごと」として

市政にどんどん関心を持つようにならないとな。

新病院計画の話し合いを通して、そんなことを思った一日でした。

最後になりましたが、

少々難解な計画を私たちにもわかりやすくかみ砕いて説明くださった

市議のみなさんに感謝いたします。



(前井記)


日時2022年1月16日(日)
場所伊水幼稚園跡
参加人数13名(含 市会議員 大畑さん、津田さん、今井さん)